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残念ながら我が家では、赤松氏の山荘のような雰囲気のあるクリスマスはかもしだせませ
ん。ゆらゆらと炎を上げる暖炉のかわりに、にょろにょろとキッチンから伸ばした細い銀
色のガスコードの先の小さなストーブ。飾り物は、数年前友人からもらった小さなサンタ
の人形だけです。生き物は私一人。せめてもあのカマキリけんちゃんが年末まで生きてて
くれたらと思うほどです。
そこで思い出したのが神野氏から頂いた色カード。鴨居の上に並べていますが、新たにも
の寂しい書斎の壁に貼り付けるアイデアが浮かび上がりました。
カードの色を選びながらどんな位置に置こうかと考えているだけで楽しくなります。
部屋の中がパーッと明るくなりました。
編集会議で食卓横の壁に貼り付けた神野氏の新作も圧巻でした。部屋の雰囲気が一変しま
す。普通の家の食卓が、ちょっとしたしゃれたレストランに…。
こちらのほうは、いわば色カードを一枚一枚の変化を考えて並べあげた一つの作品です。
道具も色に関する知識も根気もない私でも、神野氏の色カードを壁を台紙にして遊ぶこと
ができました。
書斎の壁に 鴨居の上に

神野氏新作2点 編集会議にて(実際はもっとあざやかです)

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