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背中が語る

 投稿者:万理久利  投稿日:2017年12月29日(金)12時45分4秒
  通報 返信・引用
   「健さんの本が出るよ」携帯に短いメールが入っていた。古くからの友人からだ。
健様オタクを自称している私だが、おっかけではない。積極的に情報を集めるわけではな
いのでこういう情報はありがたい。ネットで早速調べてみた。
 高倉氏を良く知る人が書いた追悼作品かと思いきや、高倉健著とある。生前彼が書き残
した物をまとめたものなのだろう。2001年に出た『南極のペンギン』は、彼の朗読でyou-
tubeに上がっている。書いた本人が読み上げてくれるのだからファンとしては最高の贈り
物だ。『少年時代』の朗読は有り得ない。本人の読み聞かせなどは贅沢な話、耳ではなく
目で健様の話を聞こう。

 表紙の絵は、『南極のペンギン』の時と同じイラストレーター“唐仁原教久”。ともに
高倉健の後ろ姿を描いたものだ。『少年時代』表紙の後ろ姿は、彼の最後の作品となった
「あなたへ」の時のジャンパー姿の高倉健ではないだろうか。優しさと哀愁たっぷりだ。
「男は黙って背中で語る!」、まさに健様そのものではないか。そう言えば『肥と筑』も
白浜美千代氏の登場人物のイメージ画によって内容が頭に入りやすくなった。後藤家のみ
んなの顔と声が聞こえてくるようで、自分も其の中に入って話を聞いたり質問したりして
いる気分になる。装幀・挿絵が文字と一緒になって力を発揮するようでもある。

       2017.11.25              2001.2.16
         

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