一度、美瑛、富良野に訪れたことがありますが、季節は8月後半でした。美しい丘陵に感動しましたが、秋の気配が強く、ラベンダーは見ごろを過ぎていて、地元の方から、「7月が一番いいですよ。」と聞いたことを思い出しました。今回、写真を見ていて、その事を思い出し、本当に納得しました。これだけ、美しく、そしてダイナミックに彩られた丘の風景になるとは・・・。この風景そのものが芸術のように深化して、訪れる人に訴えてくるような力強さを感じます。観光地であるのと同時に、ファーム、農場としての営みが美しさに力強さを与えているのかもしれません。富良野というと、「北の国から」のイメージが強く、その「北の国から」も最後の「遺言」が放映されて、しばらく時間もたち、私は勝手に富良野や美瑛のブームは過ぎたように思っていました。しかし、過ぎたどころか、さらに、洗練され、強化され、その営みを続け、ブームなんて関係ない独自の美瑛、富良野を確立させてきたのですね。まさに、北海道、開拓精神、・・その素晴らしさに本当に感動、感激しました。